父と母、そしてその息子は２１年間同じ写真をとり続けた。目頭が熱くなる最後の写真を見逃すな！
写真撮影
多くの人にとって家族というものは人生において最も重要な存在なのでは無いでしょうか。ある１組の夫婦は自分たちの息子の成長記録を家族全員のとって美しい形で残すことにしました。年を重ねるごとに変化していく彼らの姿を捉えた素晴らしい写真をご覧ください。
1991年
90年代が始まって間もなくの頃、幸せそうな夫婦は産まれたばかりの男の子を抱っこしています。
1992年
1年後、両親は去年と全く同じ写真を撮る事を決意します。小さな赤ちゃんは少し大きくなり、両親の手を取って自分の足で立っています。
1993年
写真は毎年の恒例行事に。家族全員が裸足で白いシャツに黒い短パンを履き、カメラに向かって幸せそうな笑顔を見せています。
1994年
両親がポーズを決めるなか、男の子は何か他のものに興味がある様です。
1995年
家族全員が誰とも手をつながずに立っています。
1996年
お気付きかもしれませんが、家族がこんなにも密着しているのはこれが初めてです。
1997年
1年が経過しましたが、驚くことに見た目が変わったのは母親だけのようです。
1998年
1年間の中で様々な事が起こったでしょうが、3人はほとんど変わっていない様に見えます。
1999年
時は多くの物を変化させました。それぞれが少し歳をとったのが分かります。父親は眼鏡をかけ、母親はベリーショートに。そして息子は真面目な顔つきをしています。
2000年
また寄り添い始めました。これまでの写真よりも笑顔が明るくなっていると思いませんか？
2001年
少年は有名なバンドのTシャツを着て手はポケットに入れたままです。この写真は彼が身体的だけではなく、精神的にも成長していると物語っています。
2002年
いつもにこやかだった父親もこの年だけは厳しそうな表情を浮かべています。
2003年
少年の見た目が大きく変わっています。
手がポケットから出ています！素晴らしい！
2004年
両親はほとんど変わっていませんが息子だけは変化と進化を続けているように見えます。
2005年
いつの間にか少年は母親よりも大きく成長していました。父親を追い越す日もやってくるのでしょうか？
2006年
ティーンエイジャーの顔立ちからすでに大人になりかけている、そんな顔つきです。まるでもう独り立ち出来るんだと訴えているかのよう。
2007年
両親と一緒に居る時期こそが人生の中で重要な時間なんだと少年は気付いているのでしょうか？
2008年
子育てやしつけは容易なことではありません。特にお互い“嫌いなのに必要”な状態の時は。
2009年
この家族が住んでいる国では18歳で法的に大人だと認められますが、本当に大人と同じレベルになっていますか？例えば両親とは？
2010年
大人になるにつれて自分が両親を必要とするのと同じく、両親も自分の事が必要なんだと実感しますね。
2011年
自分が望んでいなくても段々と親のいずれかもしくは両方に似てくるものです。
2012年
あの幼かった赤ちゃんと若い夫婦を覚えていますか？時は矢のように過ぎ、これが彼らの現在の姿です。何があっても家族と過ごした時間を忘れてはいけません。その思い出はあなたの人生の中で最も貴重な時間のひとつなのですから。
