誰も知らないうちに死去していた有名人

おもしろい

誰だって死のことは考えたくないですよね。しかし、人生で一つはっきりしていることがあると言えば、「死」なんです!死は、自然のサイクルの究極の部分。死がなければ、生はあり得ません。しかし、死の受け取り方は人により異なります。自分の愛する人がもう生きていないということを受け入れることはたやすくありません。テレビや映画で頻繁に「死」を目撃していてもそれは変わりません。自分の気にかけている人が突然亡くなったことを知らなかった、という状況はさらにさびしいですよね。それでは今回は、有名で多額の資産を持っていながら死を免れることができなかった、50名の有名人をご紹介します。亡くなっていることを知らなかった人も多いのではないでしょうか?

ジェームズ・アヴェリー– 開胸手術による合併症

ジェームズ・アヴェリーは、『ベルエアのフレッシュ・プリンス』のフィルおじさん役で有名なアメリカの俳優兼コメディアンです。「テレビ史上最高の父親50人」に選出されています。さらに、声優としても活躍しており、1987年の『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』ではシュレッダー役を演じています。複数の病気を抱えており、開胸手術による合併症が原因で65歳で永眠。世のお父さんたちは、彼のような父親になれたら…と夢見ていたはずです。テレビ界が誇る最高の父親のひとりですよね!

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ニコール・デハッフ– 肺炎

ニコール・デハッフは、『ミート・ザ・ペアレンツ』の役で有名なアメリカの女優さんですが、『The Court』、『CSI:マイアミ』、『名探偵モンク』などのテレビ番組にも出演しています。健康状態を懸念したニコールは治療を受けますが、2度の診断ミスにより抗生物質とアセトアミノフェンを処方され、結局肺炎で亡くなりました。呼吸ができずに自宅で倒れ、病院に到着する前に死亡。まだ30歳でした。家族は法的措置をとらないという判断をしています。 今でもまだ生きていたかもしれない、と思うと、少し寂しいですよね。

ローラ・ブラニガン– 脳動脈瘤

有名な歌手のローラ・ブラニガンは、80年代のヒットである『Gloria』や『Self-Control 』などで音楽界で名をとどろかせ、大ヒット映画『フラッシュダンス』や『ゴーストバスターズ』、テレビ番組『ベイウォッチ』などにサウンドトラックを提供しています。ある時から、急に原因不明のひどい頭痛に悩まされるようになったローラ。治療を受けることがないまま、52歳の若さで脳動脈瘤により自宅で死亡しました。あれだけあるお金を治療に使っていたら、違う結果になっていたのでは…と思わずにはいられません。

クリス・ペン– 心臓肥大

ショーン・ペンの弟だったクリスは、自らも『レザボア・ドッグス』、『ザ・ワイルド・ライフ』、『ラッシュアワー』、『フューネラル』などで記憶に残る演技を披露し、俳優業界で活躍していました。40歳の時に自宅で死亡しているところを発見され、検死の結果、「死因は過去の治療歴がない心臓肥大」ということがわかりました。薬物リハビリセンターに入所した経歴はありませんが、のちの報道によって血液中にジアゼパム、モルヒネ、大麻などの形跡が残っていたことが発覚し、当時ファンたちを驚かせました。

リチャード・アッテンボロー – 心臓病

『ジュラシック・パーク』、『ガンジー』、『大脱走』、『ブライトン・ロック』などの作品で有名なアカデミー賞俳優であるリチャード・アッテンボロー。ロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アート(RADA)と英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA) の学長に選任されています。心臓の問題と老化による健康問題のため、最終的に家を売却し、奥さんと共に老人ホームに入居して、ケアを受けていました。90歳で安らかに永眠。91歳の誕生日の数日前に法的な準備をすべてそろえていたため、死後の法的手続きはすんなり済んだそうです。


サニー・ジョンソン– 脳血管破裂

『フラッシュダンス』でジェニーを演じて、主演女優のジェニファー・ビールスと共に一躍有名になった、サニー・スー・ジャクソン。テレビシリーズの『Barett』や『チャーリーズ・エンジェル』の1エピソードに出演しました。若くして亡くならなかったら、どれだけの功績を残していたかははかり知れません。1984年、『フラッシュダンス』から1年後、意識不明の状態で発見されます。一番近い病院に運ばれたものの、1日後に植物状態と診断され、両親によって生命維持装置が外されました。

ハロルド・ライミス– 自己免疫性炎症性血管炎

俳優、脚本家、監督であるハロルド・ライミスは、『ゴーストバスターズ』のイゴン・スペングラー博士役で有名です。俳優としても脚本家としても大きな功績を残している彼は、『アナライズ・ミー』や『恋はデジャ・ブ』などのヒット映画では監督を務めています。2010年、自己免疫性炎症性血管炎からの合併症を発症。2011年に受けた治療から回復し、周りが安心した矢先に再発し、2017年69歳でこの世を去りました。彼がこの世を去っても。出演映画が忘れ去られることはないでしょう。

リチャード・グリフィス– 心臓手術後の合併症

賞受賞歴のあるこちらの英国人俳優、リチャード・グリフィスは、バーノン・ダーズリー役として記憶している人も多いのではないでしょうか?この役によってギャラが格段にアップし、ハリーの親族を演じる助演俳優として人気になりました。実は他の出演作も輝かしく、リチャード・アッテンボローの『ガンジー』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』にも出演しています。65歳の時に心臓の手術を受け、最終的に手術の合併症で亡くなりました。

ロミ・コック– 不明

ロミ・コックは、『人間人形 デッドドヲル』 (2014)でデビューしたアメリカの女優です。2015年、映画が公開してから間もなく、カナダのオンタリオで死亡しているところを発見されました。死亡の理由に関しては、公表されていません。ロミに関する情報は乏しく、彼女の死因を調べることは難しいようです。多くの人がドラッグ中毒であると考えていますが、それを裏付ける証拠は見つかっていません。親族の人が、知られたくない情報を握っているかどうかも不明です。そのため、彼女の死は映画界の最大の謎のひとつになっています。

サイ・トラング– 交通事故

ヒットテレビ番組の『パワーレンジャー』をご存知の方も多いはずです。サイは、オリジナルのイエローレンジャー、トリニー・クワンを演じています。よい良い生活を求めて1980年代にカリフォルニアに移住してきた、ベトナム生まれの女優さんでした。番組出演後、ティーンの間で瞬く間に人気になります。同番組は、たくさんの子供やティーンエイジャーが視聴していた人気テレビシリーズでした。残念ですが、2001年、恐ろしい交通事故により若くしてこの世を去ったサイ。飲酒運転ではないかといううわさがあるものの、この悲劇的な事故の詳細は明かされていません。


ジャスティン・ピアース– 自殺

ジャスティン・ピアースは、1995年の映画『KIDS/キッズ』のキャスパー役として、若くして映画界にデビューしました。2000年には『Next Friday』にも出演していますが、同じ年の7月、自殺により永眠。どうやら中毒症状に悩まされていたようで、やめようとはしたものの、最終的に自殺という選択に至ったようです。ジャスティンのスタッフによれば、首を吊って死んでいるところをラスベガスのホテルの警備員によって発見されました。2つの遺書が残されていたとされていますが、スタッフは中毒症状に関しては否定していて、この遺書は公表されていません。

グレン・クイン– ヘロインの大量使用

アイルランド人俳優のグレンは、1970年にダブリンにて誕生。『エンジェル』や 『ロザンヌ』などのテレビドラマに出演しました。1990年代にアメリカに移住し、コマーシャルやMVでキャリアをスタートさせます。2002年までには、違法薬物への依存に悩まされるようになっていましたが、克服しようと試みたことはなく、 最終的に友人の家のソファーで亡くなっているところを発見されました。のちの検死解剖では、ヘロインの大量使用が死因ということが明らかになります。薬物から手を引いていれば、まだ死なずに済んでいたかもしれません。

トレヴァー・ゴダード– ドラッグの大量使用

トレヴァー・ゴダードは、テレビゲームが元になっている『モータル・コンバット』のカノウ役で有名な英国俳優です。薬物に依存しており、薬物リハビリ施設への入居歴があると報道されているものの、多くの作品への出演歴があり、ヒット番組の『犯罪捜査官ネイビーファイル』にも出演しています。ファンの中には自殺と思っていた人もいるようですが、スタッフが発表しているように、検死解剖では複数の違法薬物が原因であることが明らかになっています。ヘロイン、コカイン、ヒドロコドンの大量使用が死因です。

アンドリュー・ケーニッヒ– 自殺

アンドリュー・ケーニッヒは、『愉快なシーバー家』で俳優としてデビューしたものの、その後活動の幅を広げ、脚本家、映画監督、活動家としても活躍しています。活動の一部として中国へ向かった際には、スタッフが市民的不服従の罪からアンドリューを救い出す羽目になりました。アンドリューは、『スタートレック』俳優、ウォルター・ケーニッヒの息子です。2010年、家族が警察に失踪届を出してから数日後、家族は悲しいニュースに直面することになります。バンクーバー市内のスタンレー公園内で、木から首を吊った状態で発見されたアンドリュー。その後、公式に自殺の発表がされました。

ジョナサン・ブランディス– 自殺

子供モデルとしてキャリアをスタートさせ、『ネバーエンディング・ストーリー 第2章』や『シークエスト』の役で有名になったジョナサン・ブランディスは、ティーンマガジンの常連となります。のちに、脚本や監督業にシフトするようなりますが、その死はあまりにも早いものでした。 遺言さえ残さずに、首つり自殺。違法ドラッグの使用や精神病の問題があったということもなく、家族、友人、同僚は自殺に関する様々な憶測を抱いています。ファンが彼の死の真相を知ることは恐らくないでしょう。


マイケル・ジェッター– てんかん性発作

賞受賞歴のあるアメリカ人俳優、マイケル・ジェッター。『グリーンマイル』、『フィッシャー・キング』、『パッチ・アダムス』などの役でよく知られています。映画でのキャリアにプラスして、テレビや舞台でも活躍。HIV陽性でしたが、健康状態は良好でした。2003年、ハリウッドの自宅で亡くなっているところを発見されます。弁護士によれば、てんかんの発作で死亡しました。過去に中毒に悩まされていましたが、これを克服したのかどうかに関しては明かされていません。


J・T・ウォルシュ– 心臓麻痺

J・T・ウォルシュは、『グッドモーニング, ベトナム』、『スリング・ブレイド』、『交渉人』、『ブレーキ・ダウン』など、たくさんの映画に出演しています。有名な悪役を演じてきたため、当時人気の雑誌からは「みんなのお気に入りのクズ」と称されていました。1998年2月、気分が悪くなったJ・T・ウォルシュは、すぐにカリフォルニアのグロスモント病院に搬送。はじめは深刻な状態ではないと思われており、多くの人が回復するという希望を持っていました。残念ながら、しばらくして心臓麻痺を起こし永眠。54歳でした。


ポール・グリーソン– 肺がん /中皮腫

1980年のヒット映画『ブレックファスト・クラブ』でのリチャード・ヴァーノン役で有名になったポール・グリーソン。同映画がきっかけとなり映画界でたくさんの似たような役の機会に恵まれ、またテレビでもお馴染みの顔となっていきました。カリフォルニアの病院で、アスベストとの関連がある危険な肺がんの一種、中皮腫の治療を受けていたポール。化学療法もむなしく、67歳でこの世を去りました。


カーク・ダグラス– 老衰

ハリウッド黄金期の俳優の最後生き残りのひとりであったカーク・ダグラス。2020年2月、ビバリーヒルズの自宅にて103歳でこの世を去りました。カークの遺産は、自身が出演した『スパルタカス』などの作品だけではありません。マイケル・ダグラスなどの息子たちも大きな功績を残しています。100歳の奥さんのアン・バイデンスとは1954年に結婚。葬儀は、近しい友人と家族だけでこぢんまりと行われたそうです。


ミッチェル・トーマス– がん

ミッチェル・トーマスは、『ファミリー・マターズ』のミラ、『コスビー・ショー』のテオの彼女役で知られる女優です。『ザ・ヤング・アンド・ザ・レストレス』やミュージックビデオにも出演しています。1988年には、珍しいがんが見つかりマンハッタンのがんセンターで治療を受けたミッチェル。治療の甲斐もむなしく、1年後にこの世を去りました。


コービー・ブライアント– ヘリコプター事故

コービー・ブライアントがヘリコプター事故で亡くなったという2020年1月のニュースを聞いて、驚かなかった人はいないのではないでしょうか。彼の死がより衝撃だったのは、娘のジアナも共に亡くなったということです。ヘリコプターのパイロットを含む他7名がこの事故で死亡しました。コービーは、バスケ選手としてロサンゼルス・レイカーズで素晴らしい功績を残しています。さらに、6億ドルの富を築き上げました。奥さんと子どもたちは、まだ立ち直ることができていません。2020年のアカデミー賞受賞式含め、コービーにはたくさんのトリビュートが送られています。


レン・レッサー– がん- 肺炎

レン・レッサーは、 『戦略大作戦』や人気テレビドラマ『となりのサインフェルド』のジェリー・サインフェルドのおじさん役で有名なアメリカ人俳優です。レンは、180作以上の映画やテレビドラマに出演しています。さらに、『HEY!レイモンド』の彼のパフォーマンスには、目を見張るものがあります。88歳だった2011年、カリフォルニアにて、がんによる肺炎に倒れたレン。このニュースにショックを受けたジェリー・サインフェルドは、レンを「優しい人だった」とコメントしています。また、他のキャストも同様にお悔やみの言葉を出しています。


ジェイソン・ロバーズ– 肺がん

ジェイソン・ロバーズは、ハリウッドでも最も愛された俳優のひとりです。トニー賞、アカデミー賞、エミー賞を受賞しただけでなく、アメリカの海軍に所属していた第二次世界大戦の元軍人でもあるジェイソン。『ウエスタン』、『大統領の陰謀』などの伝説的な映画に主演しています。彼が出演した最後の映画は、2000年に公開した『ゴーイング・ホーム』。 長い肺がんとの戦いの末、2000年12月26日にコネチカット州にて永眠しました。


バーニー・マーティン– 肺がん

脚本家であるものの、バーニー・マーティンは『プロデューサーズ』で初めてスクリーンにデビューしています。他にも複数の役をこなしていますが、一番有名なものは『となりのサインフェルド』のジェリー・サインフェルドの父親役です。バーニーが肺がんの診断を受けた際、すでに治療が出来ない状態でした。2005年、85歳でロサンゼルスのスタジオシティで永眠。


ゾーイ・ルンド– コカイン使用による心不全

1962年ニューヨーク生まれの、脚本家兼ミュージシャン兼女優のゾーイ・ルンド。彼女は『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』 (脚本家としても参加) や、『天使の復讐』での役で有名です。彼女の弁護士が発表しているように、彼女は薬物中毒に長く悩まされていました。しかし、リハビリ施設に入所したことはなく、1999年に薬物が原因で死亡。彼女の死は、ヘロイン中毒を中和しようと大量にコカインを摂取したことによる心不全が原因であったようです。

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ホーリー・ルイス– 不明

1965年にネブラスカで誕生したホーリー・ルイスは、女優、プロデューサー、脚本家として有名でした。様々な映画やテレビ番組での女優の仕事のほかに、2004年の短編映画『オスカー』ではプロデューサーを務め女優としても出演しています。さらに、人気のテレビゲーム『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』など複数のゲーム作品で声優を務めました。2012年に46歳の若さで亡くなっていますが、弁護士は死因を明かしていません。


アントワーヌ・アシュリー– 心不全

10代でドラッグクイーンとして活動し始めてから、サハラ・ダベンポートとしても知られていたアントワーヌ・アシュリー。アントワーヌはリアリティ番組のスターとダンサーとしても知られていました。『ル・ポールのドラァグ・レース』のシーズン2に出演した彼女は、番組内でデザイナードラッグ中毒を告白していますが、リハビリ施設に入所することはありませんでした。2012年10月、 ボルティモアのジョンズ・ホプキンズ病院に搬送され、心不全で死亡。彼女の死は、27種類の様々ドラッグへの中毒が関連しているとされています。


ジョン・カザール– 肺がん

ジョン・カザールと言えば、『狼たちの午後』、『ディア・ハンター』、『ゴッドファーザー』を多くの人は思い浮かべるのではないでしょうか。ジョンはトップレベルの俳優であったものの、長い戦いと治療の末、42歳の時に肺がんで亡くなりました。『ディア・ハンター』は彼の病気が原因でスケジュール変更され、本人は映画完成前に亡くなったということはほとんど知られていません。


ティーナ・マリー– 自然死

1956年にカリフォルニアで誕生したティーナ・マリーは、アメリカのプロデューサー、シンガー、ソングライターです。深みのある声による歌でたくさんの人達を魅了し、R&Bやソウルミュージックにおいて功績を残してきました。残念ですが、パサデナの自宅にて、娘さんによって遺体となって発見されたティーナ。弁護士は、「検死解剖の結果自然死と判明した」、と発表しています。54歳でした。


デヴィッド・グラフ– 心臓発作

『ポリスアカデミー』のユージン・タックルベリー役で有名なデヴィッド・グラフ。1950年オハイオ州のランカスターで生まれたデヴィッドは、『フォー・フレンズ/4つの青春』や『爆発!デューク』などのたくさんのテレビや映画に出演しています。2001年の親族の結婚式の最中に心臓発作を起こし、51歳の誕生日の9日前にこの世を去りました。


ジェームズ・レブホーン– 皮膚がん

ジェームズ・レブホーンは、豊富なテレビ&映画キャリアのあるアメリカ人俳優です。100作以上のテレビ番組や映画に出演しました。彼の演技は、有名映画の『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』やテレビシリーズの『HOMELAND』や『ホワイトカラー』で見ることができます。皮膚がんの治療は受けていたものの、2014年にニュージャージー州の自宅で永眠。65歳で亡くなった際、自分自身で書いた追悼記事が弁護士によって投稿されました。


ベン・ウルフ– 脳卒中

プロデューサーで、ホラー業界で最も影響力のある俳優のひとりでもあったベン・ウルフは、『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』で「ミープ」と「インファタナ」を演じ、その二重人格演技で印象を残しました。残念ながら、2015年の初めに交通事故に巻き込まれます。これによって弁護士が様々な対処に追われただけでなく、本人の健康にも影響が及びました。その年の後半に脳卒中で永眠。


スザンヌ・クロフ– 心筋症

死亡した2015年の数年前には、もうあのスザンヌ・クロフだとはわからない状態だったのではないでしょうか。彼女の全盛期は70年代~80年代初期。『パートリッジ・ファミリー』のトレイシー・パートリッジ役で有名でした。1980年に『チルドレン・オブ・ディボース』に出演後は、女優を辞め自分の夢を追い求めています。2015年、52歳の時に突然心筋症で亡くなったスザンヌ。彼女の遺言に関しては最終的な決断が明らかにされていません。安らかに天に召されたことを願うばかりです。


ボブ・ペック– がん

ボブ・ペックは、英国出身という背景にも関わらず、90年代のハリウッドの中心的な存在でした。『ジュラシック・パーク』のロバート・マルドゥーン役、ヒットテレビ番組の『刑事ロニー・クレイブン』の役などで有名です。1994年にがんと診断されますが、本人はこれを公表していません。そのため、ファンの間ではHIVの診断を受けた、というわさがたつ事態に!複数の治療を受け、ガン治療センターで化学療法を受けたものの、1999年に53歳の若さで永眠。これだけの輝かしい経歴があれば、残された家族はローンなどお金の心配をする必要はなかったのではないでしょうか。


アシュリー・アストン・ムーア– 肺炎

期待のスター、アシュリー・アストン・ムーアは、特に『Dearフレンズ』公開後の90年代中期なら、誰もが知っている有名人でした。ただ、ハリウッドに長くとどまることはなく、次第に映画界から姿を消していきます。映画界に戻ることなく、そのままなくなってしまったことを考えると、さらに残念ですよね。2007年、肺炎と気管支炎の合併症で死亡しています。


キンボ・スライス– 心不全

キンボ・スライスとして知られるケヴィン・ファーガソンは、ストリートファイトに注目を集めてプロ格闘技に革命を与えたMMAファイターです。俳優としても活躍し、人気の格闘映画に出演しています。2016年6月6日に心不全のため永眠。これだけの活躍で稼いだ資産があれば、家族は少なくともお金に困ることはなさそうです。


ピート・バーンズ– 急性心不全

有名かつ才能に溢れたバンド、「デッド・オア・アライヴ」は、『You Spin Me Round」で有名です。 リーダーのピート・バーンズは、整形手術中毒で有名で、最終的にそれが祟って、2016年10月23日に亡くなりました。当時57歳。バンドで稼いだお金の行方に関しては、おそらく詳細な遺言が残されているのではないでしょうか?


アントン・イェルチン– 圧死

「ザ・ハンマーヘッド」のメンバーでもあるアントン・イェルチンは、ハリウッド俳優として名をはせました。『スター・トレック』シリーズのパヴェル・チェコフの役で有名です。2016年6月19日、自身のジープに押しつぶされて圧死。この事件は事故死であったため、弁護士の介入はありませんでした。


ケニー・ベイカー– 慢性的呼吸器系統の病気

ケニー・ベイカーは、ハリウッドのビッグネームとは言えないかもしれません。ただ、『スター・ウォーズ』ファンの皆さん。ケニーはみなさんが大好きな小さなお友だちを演じた俳優さんです!愛すべきマシーンのR2-D2役として、ファンたちを楽しませてきたケニー。2016年8月23日、長きに渡る呼吸器系の問題が原因で亡くなりました。驚きなのは、彼の死後、実は隠し子がいたことが発覚!正直、遺言で隠し子の扱いがどうなっているのか、気になってしまいますよね。


フローレンス・ヘンダーソン– 心不全

かなり長い間ご活躍されていた、フローレンス・ヘンダーソン!最も有名な役で言えば、『ゆかいなブレディー家』のキャロル・ブレディー役です。これで一気に有名になりました。2016年11月24日、心不全のため82歳で逝去。特に病気だったわけではないため。彼女の死は多くのファンにショックを与えたことでしょう。たくさんの資産を残しているため、家族が金銭面で苦労することがないということは何よりです。


アラン・シック– 心臓発作

アラン・シックは、ハリウッドで素晴らしいキャリアを築いてきました。俳優、歌手、ソングライター、トーク番組のホストとマルチに活躍。2016年12月13日、息子のホッケーの試合中に、心臓発作で亡くなりました。家族思いの父親だったため、突然亡くなっても家族が不自由しないよう、綿密に準備していたことを願うばかりです。


レナード・コーエン– 転倒

ロック&ロール界のレジェンド、レナード・コーエンは、1984年にリリースされたヒットソング『Hallelujah』で有名です。転倒直後、82歳でこの世を去りました。さらに、長きに渡ってがんを患っていたため、がんの治療中であった可能性も高いでしょう。彼の家族は応援してくれる仲良しの家族だったため、遺産問題のトラブルはなかったはずです。


ジョン・リッター– 大動脈解離

ジョン・リッターは、エミー賞屋ゴールデングローブ賞など数々の賞を受賞した『Three’s Company』で有名です。2003年9月11日、大動脈解離ため、多額の資産を家族に残してこの世を去りました。不動産に関しては、彼の死後弁護士が対応に追われたそうです。


ゲイリー・マーシャル– 肺炎

ゲイリー・マーシャルは、数々の番組や映画で知られる有名な監督です。『ハッピーデイズ』などの70年代の彼の作品を目にすると、すべての作品の裏側に創意工夫と彼らしさを見ることができます。脳梗塞後の肺炎による合併症で2016年に他界。


ビル・ナン– 白血病

輝かしいキャリアの中で、70以上の役をこなしてきたビル・ナン。有名なものには、『ドゥ・ザ・ライト・シング』や『スパイダーマン』シリーズなどがあります。2016年9月24日、白血病によりこの世を去りました。 当時62歳。幸い、残された家族は、お金の心配はしなくて済みそうです。


ジョニー・ルイス – 事故

『The O.C.』や『サンズ・オブ・アナーキー』などの役で俳優として成功を収めていたジョニー・ルイス。すべてがトントン拍子に進んでいた矢先、2011年にバイク事故を起こしてしまいます。被害者を出すことはなかったものの、弁護士のお世話になる羽目になりました。さらに本人は負傷し、最終的に感情不安定や暴力的傾向につながる精神障害に悩まされるようになります。ドラッグ乱用とリハビリセンターへの入院拒否によって、事態はさらに悪化。2012年9月26日、大家さんを殺害し、自宅の屋根から転落して亡くなりました。


レスリー・カーター– ドラッグの大量使用

レスリー・カーターの歌手のキャリアは輝かしいとは言えないかもしれませんが、有名人の家族のお陰で彼女自身も人気を博しました。兄弟は「バックストリート・ボーイズ」のニック・カーターとアーロン・カーターです。レスリーは不安症と鬱、加えて薬物乱用に悩まされており、最終的に薬物の大量摂取により25歳で亡くなりました。もしドラッグ中毒の治療を受けていたら、今もなお存命だったかもしれません。


リー・トンプソン・ヤング– 自殺

リー・トンプソン・ヤングは、若い俳優が有名になったことでプレッシャーに耐えられなくなり鬱を引き起こした悲劇的な例と言えるでしょう。ディズニーのシリーズ番組『GO!GO!ジェット』に出演してから、鬱と双極性障害に悩まされてきました。2013年8月19日、自殺により死亡。亡くなった年齢を考えると、おそらく遺言はなかったと思われます。


コリー・ハイム– 肺炎

『ロストボーイ』に出演したのち、80年代最大のティーンスターになったコリー・ハイム。しかし、彼はアルコール中毒とドラッグ中毒という深刻な問題を抱えていました。ドラッグのリハビリ施設には定期的には通っていたものの、2010年3月10日に肺炎のため永眠。習慣的なドラッグの使用が、死につながる健康状態の悪化につながったとされています。


ジョアン・ローラー (チャイナ) – 薬物の過剰摂取

リングネームのチャイナで有名なジョアン・ローラーは、パートタイムで『プレイボーイ』のモデルを務めたり、アダルト映画で女優活動をしたりしていた女性レスラーです。輝かしいレスリングキャリアではあったものの、習慣的なドラッグ使用と鬱に悩まされていました。もっとやれるべきだと自分を責めていたのでしょうか?その真相はわかりません。2016年4月20日、薬物の過剰摂取による自殺で永眠。リハビリ施設に通っていたら、このような結末にはならなかったかもしれません!

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