ゆで卵がレンジで簡単！爆発させない作り方と温め方のコツ

食・料理

監修者：管理栄養士 児玉智絢（こだまちひろ）

ゆで卵は爆発するので、レンジで作るのは不可能だと思っている人が多いだろう。しかしコツを押さえれば、レンジで簡単にゆで卵を作ることができる。この記事では、爆発させないゆで卵の作り方や温め方のコツについて紹介していく。

目次

• 1. ゆで卵はレンジで作ろう！爆発しない方法があった
• 2. レンジで簡単！ゆで卵の作り方
• 3. ゆで卵の温めも爆発注意！レンジで再加熱する方法
• 4. 電子レンジ用のおすすめゆで卵メーカー

1. ゆで卵はレンジで作ろう！爆発しない方法があった

卵はレンジで加熱すると爆発するという話をよく耳にする。その理由は、卵の黄身がレンジで加熱することで沸騰し膨張して破裂するのが原因だ。レンジで卵を加熱してしまうと、黄身の温度が急激に上がってしまうので、黄身に少しずつ熱が入るようにすることで、爆発を防ぐことができる。電子レンジはマイクロ波によって食材に熱を与えるので、マイクロ波をアルミホイルで遮断しながら卵を加熱したらよいのだ。

2. レンジで簡単！ゆで卵の作り方

電子レンジでゆで卵を作れば、調理時間の短縮にも繋がる。電子レンジで簡単に作れるゆで卵の作り方をチェックしてみよう。

アルミホイルを使うゆで卵の作り方

アルミホイルを使うことで、電子レンジのマイクロ波を遮断することができる。マイクロ波を遮断することで、ゆで卵が爆発するのを防ぐことが可能になるのだ。

• 常温に戻した卵をアルミホイルで包む
• アルミホイルで包んだ卵をマグカップに入れ、卵が隠れるくらいの水を入れてふんわりラップをする
• 600Ｗで11分加熱する
• 電子レンジから出したら、2～3分置いて冷水に浸ける

半熟卵を作りたい場合は、加熱後すぐに冷水に浸けるようにしよう。ゆで卵を一度に2個作りたい場合は、卵を1個ずつアルミホイルで包んで加熱時間を調整して作るのがいいだろう。

アルミホイルなしの卵の調理法

アルミホイルを使わず電子レンジで卵を調理する際は、卵の殻を割って作るのがいいだろう。

• マグカップに卵を割り入れ、水を七分目まで入れる
• ふんわりラップをかける
• 電子レンジ600Wで1分加熱する
• 卵をひっくり返してさらに30秒加熱したら完成だ

3. ゆで卵の温めも爆発注意！レンジで再加熱する方法

ゆで卵をレンジで再加熱する際も、爆発に注意する必要がある。失敗せずにゆで卵を温める方法を紹介しよう。

ゆで卵の温めも爆発注意！レンジで再加熱する方法

• ゆで卵の殻を取る
• ゆで卵に爪楊枝で五カ所ほど穴を開ける
• 電子レンジを低めのワット数で10秒ずつ加熱する

ゆで卵をアルミホイルで包んで温める方法

• ゆで卵の殻を取ってアルミホイルで包む
• 耐熱容器にゆで卵と水を入れてラップをふんわりかける
• 電子レンジで少しずつ加熱する

ゆで卵を切ってから温める方法

• ゆで卵の殻を取り、半分に切る
• 電子レンジを低いワット数に設定し10秒ずつ加熱する

4. 電子レンジ用のおすすめゆで卵メーカー

100均のダイソーなどでは、電子レンジ用のゆで卵メーカーが販売されている。卵を専用の容器に入れてレンジで加熱する商品で、卵をアルミホイルで包む必要がなくなるのだ。さらにゆで卵専用メーカーも販売されているので、ゆで卵を手軽に作りたい人は、ゆで卵メーカーをチェックしてみるのがいいだろう。

結論

ゆで卵を電子レンジで作ると爆発すると思って懸念していた人も、正しいやり方を知れば、爆発させずに電子レンジでゆで卵を作ることができる。アルミホイルに直接マイクロ波を当てると、発火してしまうおそれがあるため注意が必要だが、電子レンジをうまく活用すれば、時短でゆで卵を使ったり、再加熱も可能になったりするので、この機会に正しいやり方を覚え実践してみてもらいたい。