ライスコロッケの作り方と美味しいアレンジ|献立や冷凍方法も紹介

食・料理

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イタリア発祥の名物料理といえば、パスタやピザを思い浮かべる方も多いだろう。実はイタリアにはパスタやピザのほかに、ライスコロッケという名物料理も存在するのだ。ライスコロッケはイタリアのシチリア地方の郷土料理であり、アランチーニ(小さなオレンジ)の呼び名で親しまれている。ここでは、ライスコロッケの作り方やアレンジ方法の紹介とともに、おすすめの献立や冷凍方法についても解説していこう。


目次
  • 1. 本格イタリアのライスコロッケの作り方
  • 2. 揚げないライスコロッケの簡単な作り方
  • 3. ライスコロッケの美味しいアレンジ
  • 4. ライスコロッケにおすすめの献立
  • 5. ライスコロッケの冷凍方法

1. 本格イタリアのライスコロッケの作り方

ライスコロッケは、丸めた米の中にモッツァレラチーズを入れ、衣を付けて揚げた料理だ。とろけるモッツァレラチーズとホクホクの米が相性バツグンで、たまらなく美味しい。本場イタリアで愛されているライスコロッケの本格的な作り方を紹介していこう。

材料

  • かために炊いたごはん
  • にんにく(みじん切り)
  • 玉ねぎ(みじん切り)
  • モッツァレラチーズ(角切り)
  • バター
  • コンソメ 
  • 塩こしょう
  • 薄力粉 
  • 溶き卵 
  • パン粉 
  • 揚げ油 
  • パルミジャーノチーズ 
  • パセリ 

【簡単トマトソース】

  • トマトピューレ
  • にんにく(みじん切り)
  • 砂糖 
  • オリーブオイル 
  • オレガノ 
  • 塩こしょう

作り方

  • 熱したフライパンにバターを溶かし、にんにくを中火で炒める。
  • 1に玉ねぎを加えてきつね色になるまで炒めたら、ごはんを入れて混ぜ合わせる。
  • 2にコンソメと水を加えて炒め、塩とこしょうで味を調える。味が調ったら粗熱を取る。
  • 3を4等分にし、モッツァレラチーズを入れて丸める。
  • 丸めたごはんを薄力粉・溶き卵・パン粉の順番に付けていき、170度の油で揚げる。
  • 耐熱容器に簡単トマトソースの材料をすべて入れて混ぜ合わせる。
  • ラップをして電子レンジ600Wで1分加熱し、塩とこしょうで味を調える。
  • 5と7を盛り付けたら、仕上げにパルミジャーノチーズとパセリを散らして完成。

本格的なライスコロッケだが、工程は実に簡単だ。170度の油で揚げるときは焦げないように注意し、きつね色になるまで揚げるのがポイントである。

2. 揚げないライスコロッケの簡単な作り方

ライスコロッケは揚げずに作る方法もある。手軽に作れるので、忙しく時間がないときにおすすめだ。ライスコロッケを揚げない方法のコツや注意点を紹介しよう。

揚げない場合はフライパンにパン粉を入れて、中火で全体が薄いきつね色になるまで焼くのがコツだ。ごはんにケチャップとコンソメ顆粒、片栗粉を入れて混ぜ合わせる。このときに片栗粉を入れておくと、ごはんが型崩れしにくくなるのだ。

また、ごはんの味付けが物足りないときは、塩こしょうで味を調整しよう。ごはんに焼いたパン粉を付けたら、アルミホイルを敷いた天板に乗せてオーブントースターで約10分焼いていく。オーブントースターは種類によって焼き加減が違うので、様子を見ながら調整しよう。

オーブントースターでの加熱は、ライスコロッケと熱源の距離が近くなるため、食材の油はねが原因で発火や発煙を起こす場合があるので注意が必要だ。

3. ライスコロッケの美味しいアレンジ

ライスコロッケは、入れる具材やソースの味付けを変えるだけでいろんな味わいを楽しめる料理である。ライスコロッケの美味しいアレンジを紹介しよう。

カレー風味のライスコロッケ

ごはんにカレー粉を混ぜ合わせたカレー風味のライスコロッケは、スパイシーな味わいが楽しめ、子どもから大人まで人気の味だ。チーズやコーンを加えると、スパイシーさの中にまろやかさや甘みが出てくるので、コクが出てより美味しくなる。

また、余ったカレーを使ってアレンジするのもおすすめ。アレンジメニューを楽しめるだけでなく、余ったカレー鍋にそのままごはんを入れて作れば、無駄な洗い物を増やさなくて済むメリットもある。

ミートソースのライスコロッケ

市販のミートソースをごはんに混ぜ合わせ、残りを上からかけるだけでカプリチョーザ風のライスコロッケが簡単に作れるおすすめアレンジだ。ミートソースのライスコロッケにとろとろ卵をプラスすると、オムライスのような味わいを楽しめる。

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シチューをリメイクしたライスコロッケ

ビーフシチューは野菜と肉の旨みがたっぷりで、ライスコロッケにしても相性バツグンだ。レトルトのビーフシチューでももちろんOKだが、残り物のビーフシチューを使うと食材を無駄にせずアレンジを楽しめるのでおすすめ。中にチーズを入れてアクセントを加えるとより美味しく食べられるので、ぜひやってみてほしい。

じゃがいも入りライスコロッケ

余ったポテトサラダを活用したライスコロッケは、ポテトサラダを作りすぎてしまったときにおすすめのレシピである。揚げるとじゃがいものホクホク感を楽しめ、油で旨みが増すのだ。ポテトサラダとごはんを混ぜ合わせるとき、塩こしょうで味を調えるのがポイント。じゃがいもとごはんの組み合わせがボリューム感満載だ。

4. ライスコロッケにおすすめの献立

ライスコロッケに合う献立を考えるのに困った方も多いのではないだろうか。ライスコロッケにはごはんが含まれているため、基本的には主食として扱うとよいだろう。ライスコロッケをメインとした場合、副菜に魚や肉を加えるとよい。また、サラダやスープを加えるとバランスのよい食事ができる。

ライスコロッケにおすすめの献立は、サラダと肉を一緒に食べられる「豚しゃぶサラダ」。野菜をしっかり摂りながらも豚肉のたんぱく質(※1)も一緒に摂れるので、ライスコロッケの副菜にぴったりだ。また、「サーモンのカルパッチョ」を添えた献立もおすすめ。さっぱりとした味わいのサーモンと揚げ物のライスコロッケは相性バツグンだ。カルパッチョにレモンをかけるとよりさわやかに仕上がり、箸休めにもなるのでぜひ作ってみてほしい。

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5. ライスコロッケの冷凍方法

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ライスコロッケを作りすぎてしまったときは、油で揚げる前の状態で冷凍しておくと便利だ。1個ずつラップで巻いていき、密閉袋に入れて空気が入らないようにしっかり閉めたら冷蔵庫で保存する。約1ヵ月冷凍保存が可能だ。

ライスコロッケを冷凍するときは、油で揚げることを考慮したうえで控えめな大きさで保存するのがよいだろう。小さなサイズのライスコロッケを冷凍させると、日々のお弁当作りにも役立つので便利だ。

解凍するときは、電子レンジで半解凍状態にするのがよい。油で揚げるときの破裂を防ぐ効果もあるので、調理する際はほどよい柔らかさまで半解凍させよう。

結論

本格的なライスコロッケは自宅で簡単に作れて、揚げずに作る方法もある。また、ライスコロッケは残り物のカレーやシチュー、ミートソースなどを使って美味しいアレンジもできる万能な料理でもあるのだ。しっかりとした味付けのライスコロッケには、さっぱりとした味付けの肉や魚、サラダなどの副菜を添える献立がおすすめである。さまざまなライスコロッケと献立を試してみてはいかがだろうか。

(参考文献)

(※1)公益財団法人 日本食肉消費総合センター|知っておきたい!豚肉の栄養と機能

http://www.jmi.or.jp/common/download.php/.pdf?id=ODEy

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