お米の美味しい炊き方を説明!炊飯器で炊いても美味しい!

食・料理

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毎日食べるお米だからこそ、美味しく食べたいと思うものだ。でも美味しいお米は、土鍋でしか炊けないのではと思っている人がいるだろう。しかし小さなポイントをひとつひとつクリアすれば、炊飯器でも美味しいお米を炊くことができる。ぜひ試してみてほしい。


目次
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1. 美味しいお米を炊くにはお米の計量方法も大切!

美味しいお米を炊くためには、お米の計量にも注意しなければならない。ここでは正しいお米の計量についてみていこう。

お米の正しい計量は「重量」で測ること

お米をより正確に測るなら、グラムで測るのがおすすめだ。重量(グラム)で測るのが、最も誤差が出にくいと言われているのだ。

ちなみにお米一合は150gである。時間があるときにはぜひ、はかりで量ってみるといいだろう。

お米の計量カップでの測り方

グラムで測るのが最も誤差のない測り方だとはいえ、お米を炊くたびにはかりを出すのは煩わしい人もいるだろう。その場合は、いつも通り計量カップでお米を計ろう。

いつも通り計量カップでお米を測ると言っても、ポイントがあるので押さえておこう。

まず米びつから計量カップ一杯にお米をすくいとる。平らな面で、お米の入った計量カップをとんとんと押し付ける。こうして無駄な空気を出すのである。空気が抜けたら、計量カップを置き、はみ出た部分のお米をお箸ですり切る。

これで正しく「すりきり一杯のお米」が計れたことになる。

2. 正しいお米の研ぎ方

お米が正確に測れたら、次はお米を研いでいこう。お米を研ぐときにボウルだけで研いでいる人が多いが、実はボウルとザルがあればなおよい。

お米を研ぐのにボウルとザルが必要な理由

お米を研ぐのにボウルとザルが必要な理由は2つある。1つは、ボウルとザルがあることで効率よく洗米ができるという理由である。もう1つは、お米にぬかやゴミのついた水を吸わせないようにするという理由だ。

詳しくは、実際にお米を研ぐ工程を説明しながら説明していく。

お米は一度水に浸けたらすぐに引き上げる

計量したお米はまずザルに入れておこう。一方でボウルには水を張る。ザルに入れたお米をボウルに浸したら、すぐに水から引き上げる。この工程はとにかく手早くすることを心がけよう。このときボウルに入れた水に、米を浸しっぱなしにしていると、米から出てきて水に溶けたヌカやゴミが再び米に吸収されてしまう。

よってボウルとザルを用いて、洗米していくべきなのである。

お米は指を立ててリズミカルに洗う

さて、お米の洗い方に話を戻そう。一度米をくぐらせたボウルの水は捨てて、改めてきれいな水を張る。そこにザルに入れた米を浸からせ、洗米していこう。

洗米するときのポイントは、指を立てるようにして、リズミカルにかき混ぜること。リズミカルに10回ほどかき回したら、水を捨てる。さらにきれいな水を入れて、かき混ぜながら洗米をするという方法を、3回ほど繰り返す。

最近の精米技術は向上しており、ヌカの付着が少なくなっているため、優しく洗うことが大切である。

お米の水切りを行う

洗米が完了したら、ザルに上げて水気を切る。ザルを傾けておくと水切りがしやすい。水切りは、1分から2分ほどでよい。

3. お米にお水を浸しておこう

お米が洗えたら、ザルから炊飯器の内釜にお米を入れ替える。ここからお米を水に浸すときのポイントを説明する。

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炊飯器の目盛りに合わせて水を入れる

炊飯器の内釜にお米を入れ替えたら、内釜にある目盛に合わせて水を入れていく。水分量を調整することで、お好みの硬さのお米が炊けるので試してみよう。内釜は平らなところに置いて、水を入れきちんとメモリの部分まで水が入っているかどうか確認しよう。

お米を炊くときに適しているお水とは?

お米を炊くときに適しているお水とはどんなお水だろうか。お米を炊くときに適しているのは、浄水器の水やミネラルウォーターである。

ミネラルウォーターの選び方

ミネラルウォーターを選ぶときは、軟水のものを選ぼう。海外から輸入されているミネラルウォーターはマグネシウムやカルシウムが含まれてる量が多く、硬水である可能性が高い。ミネラルウォーターを選ぶときは、国内産のものを選び、硬水か軟水かを確かめるようにしよう。

水道水のカルキ抜きの仕方

お米を炊くときはミネラルウォーターが良いが、毎日食べるお米のためにいつもミネラルウォーターを使えるわけではない。そういったときは、水道水をカルキ抜きする方法がおすすめだ。

カルキ臭を取り除くには、お水を「一度10~15分沸騰させる」というやり方と「半日から1日程度汲み置きをしておく」というやり方がある。やりやすい方法でカルキ抜きを行ってみよう。

お米に水を浸して最低30分置いておく

さて内釜に水を入れたら、その状態で30分ほどお米に水を浸しておこう。お米にお水を浸しておくことを「浸漬(しんせき)」という。浸漬の目的は、デンプンまでしっかりと水を浸しておくことで、米の芯からふっくらと炊き上げるためである。

30分の浸漬が終われば、炊飯器のスイッチを入れてお米を炊こう。

4. お米が炊き上がったあとに注意するポイントを説明

スイッチを押せば、美味しいお米はもうすぐそこにあるようなものだ。しかし、お米が炊き上がった後でも、注意しなければいけないポイントがあるので紹介しよう。

炊飯器の蓋についた水を拭き取る

炊き上がったら、炊飯器の蓋についている水蒸気を布巾でふき取ろう。炊飯器の中のご飯に水が落ちないように気を付けよう。

シャリ切りとは?

ご飯が炊けたら、しゃもじを垂直に入れてほぐしていく。これを「シャリ切り」という。基本的にご飯が炊けたら10~15分ほど蒸らし、そのあとにシャリ切りを行う。炊飯器に蒸らし機能が付いている場合は、ご飯が炊けたらすぐに行う。時間が経ってからシャリ切りをしても、美味しいご飯を食べることはできないので、注意が必要だ。

ご飯の粒を潰さないように釜底から空気を入れるようにほぐしていく。ここでは余分な蒸気を飛ばしている。内釜からご飯をはがすようにして、内釜の真ん中に寄せるようにする。ご飯が熱で乾いて、水分が飛んでしまうのを防いでいるのだ。

美味しいご飯のよそい方

シャリ切りが終わったご飯をお茶碗によそう。しゃもじは内釜のご飯に対して垂直に入れすくうようにしゃもじに乗せる。しゃもじのご飯を、お茶碗の上まで持ってきたら、しゃもじのヘラをそこにしてご飯を滑らせるようにお茶碗によそう。

5. お米に入れるだけでご飯が美味しくなる調味料とは?

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お米に入れるだけでご飯が美味しくなる調味料がある。家にあるものが多いので、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

みりん

お米1合に対し、みりん大さじ半分くらいが目安である。甘みが強くなるとともに、つやが出てくる。お米の味にも深みが出る。

お米1合に対し、お酒大さじ1くらいが目安である。日本酒や料理酒を加えるとよいだろう。みりんよりもサッパリとした味わいになるのが特徴だ。

炊飯器のスイッチを入れる前にひとつの氷を入れる。氷を入れることで水の温度が下がり、じっくりと炊いたような味わいになり、お米の甘さが引き立つ。古いお米が余ったときや安価なお米を美味しく食べたいときにも効果的なやり方である。

結論

毎日食べるご飯を美味しく食べる方法を紹介した。一つ一つの工程をしっかりと押さえることで、美味しいお米が炊き上がる。特にポイントとなるのは、お米の洗い方である。最近では精米技術が発達しているため、お米は強く洗わなくてもヌカが取れている状態である。優しく洗うことを心がけよう。

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